「子どもが発達障害の診断を受けた」「わが子はグレーゾーンかも」
「このまま地元の公立中学でいいのか・・」
そんな迷える方々へ、実際にADHD診断済の長女を私立中に入れたはいいが、高校へ内部進学させてもらえなかった実体験を語ってみたいと思います。
発達障害、私立中入学しても安心できなかった
我が家の長女は併設高校へあげてもらえず、急遽高校受験をすることになってしまいました。
内部進学不可の通達が中3の12月になってからで、慌てて模試を受けさせたり、学校を調べたり、とにかく親は走り回りました。
何より長女本人が、何が悪くて内部進学できないのか理解しておらず、高校受験するしかないと納得させるのが一番大変でしたね。
発達障害の子の私立中入学 思わぬ落とし穴
メリット・デメリットを散々考えて私立中に入れたつもりでしたが、実際入ってみないとわからなかったことが色々ありました・・。
学校自体が、発達障害に理解があるわけではなかった
学校説明会に足しげく通い、受験相談もして決めた学校のはずでした。
いざ入学してみると、受験相談で「お任せください」と言って下さった副校長は他校へ転出されていなくなっており、
担任には毛嫌いされ、お荷物扱い。
本人はまっったく気にしておらず、その態度が、担任にますます嫌われたようです。
中学受験の偏差値≠実際の生徒のレベル
長女の特性から、「より偏差値の高い中学を目指す」という中学受験ではなかったため、余裕のあるレベルの学校に入った・・はずでした。
入学してみて、クラスメートを見て感じたのは、
近隣の公立小の優等生を集めました、という雰囲気。
おそらく公立中回避を目的とした、ゆる中学受験で入ってきた伸びしろありまくりな子たち。
真面目で勤勉な彼らが猛烈に勉強し出し、あっという間に長女は深海魚となったのでした。
中3で肩たたき!内部進学できないなんて
深海魚となった長女、どこからわからなくなっているかも不明のため、KUMONに入れることに。
少しずつ効果が出始めて、中3の夏ごろには、深海魚というほどではなくなりました。
そこにきてまさかの肩たたき。中3の12月のことです。
担任曰く、長女は授業に集中してないし、提出物の期限も守れない(まあ、長女が悪いですね)、このままでは周囲に悪影響な「腐ったみかん」なのだと。
その言われように、私は「わかりました、高校は外部受験します」としか、言えませんでした・・。