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ADHD ADHDの高校受験 管理人徒然

【ADHD】発達障害の私立中→高校受験を振り返る2

直前期の12月に、高校へあげてもらえないことが確定した長女。

それからが大変すぎて、正直記憶が抜け落ちてる事もありますが、思い起こして当時の経験や、思ったことを書いてみます。

内申がとにかく低かった

肩たたきされるくらいですから、内申はまあ、酷かったです。 音楽を除いて、衝撃のオール2!

そこまでペーパーテストが底辺の点数だったわけではなく、彼女の特性の一つである「先延ばし癖」「集中力が続かない」の積み重ねの結果、

提出物が出せない、授業を聞いてない、平常点がつくはずもない状況。

周囲の子がコツコツ真面目なのもあり、余計悪目立ちしたんでしょうね。

担任にも嫌われましたし。

高校受験って、内申がとにかく重要!高校選択の幅が、一気に狭まりました。  

長女、高校受験に納得できず大荒れ

長女にしてみれば、「高校受験なしで6年間マイペースに過ごすために中学受験を頑張ったのに」となるわけです。

いやいや、どんな成績でもOKとか、無条件で内部進学できるとか、誰一人言ってないはずなんですけど。

長女の「物事を都合よく解釈」が発動した結果、危機感は全くなかったようです。

大荒れで、家の中は物が飛び交い、年内は受験勉強どころではありませんでした。

やっと現実を受け入れて勉強を始めたのが、1月になってからです。  

高校の選択肢が、ほとんど無い

まずはとにかく模試を受けさせました。

ペーパーだけで言えば、一応中堅私立中にいたおかげか、思ったほど悪くなかったです。

ただ、合否判定は当然、内申を加味して行われるわけで、

長女が「ここなら行ってもいいかな」と挙げた何校かは、軒並み絶望的な判定となりました。

安全圏の学校を探すも、長女希望の部活がなかったり、やたら遠かったり。

何校か私立高校に個別相談にも行きましたが、「都内の中高一貫をやめてウチに来たいのは何故!?」と警戒されること数校。

結局偏差値だけで選ばざるを得なかった県立高2校(部活なし)と、個別相談で好感触だった私立高(部活は盛ん、かなり遠い)を受験することに決まりました。

直前期+私立中在籍中→塾に入れずママ塾に

12月になり、慌てて塾探しもすることになりました。

まあ普通に考えて、そんな直前期に、内申ボロボロの私立中学生など、塾側に受け入れるメリットゼロなのですが、

ダメ元で地元駅前の塾に片っ端から連絡しました。

やはり色よい返答をいただけることなく、門前払いが大半。

これ以上塾探しに時間を割いてる暇はないと判断し、私が教えることにしたのですが、

親子で勉強って難しいです(当たり前)、長女反発→私イライラのループ。

何でもいいから早く受験終われ、の心境でした。

長女の私立中は高校受験に協力的

一方長女の中学は、長女の受験にはやけに協力的でした。

調査書の用意も早く、受験予定の私立高に

「この子はいい子です」的な電話までかけてくれていたらしいです。

ただ、長女の中学が協力的だったのは、うちが出ていってほしい問題児と認識されていたからで、

そうでないお子さんの場合は、調査書を出していただくのも一苦労かもしれないですね。

発達障害長女、いざ高校受験!

大変な思いをして迎えた受験。

私立受験→合格

県立一次募集→不合格

県立二次募集→合格 

となりました。

長女と相談したものの、行きたい学校を受けられなかったため「どこでもいい」との事。

二次募集で合格した県立高校への進学を決めました。

親としてはホッとしたのですが、後ほどこの選択を後悔することになります・・。

 

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